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::理学療法士の日記帳::

理学療法士の日常を綴っています

2024'11.24.Sun
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2009'10.20.Tue
 10月30、31日に東京で行われる、日本呼吸ケア・リハビリテーション学会で発表してきます。

スライドが今日やっと完成しました!
あとは原稿作りです。

スライドは当院の呼吸サポートチームの心臓血管外科のドクターにチェックしてもらいます。

発表5分って、あっという間ですね。
ポイントをおさえた発表が必要です。
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2009'07.06.Mon
呼吸の状態と型を分類すると、以下のようになります。

縦軸が呼吸の深さ、横軸が呼吸数で分類しています。

↑呼吸の深さ
  過呼吸
hyperpnea
多呼吸
polypnea
徐呼吸
bradypnea
正常
normal
頻呼吸
tachypnea
小呼吸
oligopnea
減呼吸
hypopnea
 
→呼吸数 


正常呼吸 呼吸数:おおむね12〜18回/分 1回換気量:約500ml

頻呼吸 呼吸数:(25回/分以上) 呼吸の深さ:変化なし
徐呼吸 呼吸数:(12回/分以下) 呼吸の深さ:変化なし

過呼吸 呼吸数:変化なし 呼吸の深さ:(ただし、実際には多少の呼吸数の増加あり)
減呼吸 呼吸数:変化なし 呼吸の深さ:

多呼吸 呼吸数: 呼吸の深さ:
小呼吸 呼吸数: 呼吸の深さ:
2009'07.05.Sun
当院では、心外のオペ後などの検査項目で「Cディフィシル毒素」というものをよくみかけます。

Cディフィシル毒素とは、Clostridium difficile(クロストリジウム ディフィシル)という、芽胞を形成する偏性嫌気性のグラム陽性桿菌のことである。

健康な成人の5-10%、入院患者では約25%の糞便中から検出される。

芽胞を持っているので完全に除去することが難しく、床やトイレなど病院の環境中からも分離される。
そして、抗菌薬の長期投与によって正常細菌叢が乱れると、C. difficile が異常増殖して偽膜性大腸炎の発症に至り、CDAD(シーダッドと発音、C. difficile 関連下痢症)等を引き起こす。

偽膜性大腸炎の100%、および抗生物質関連下痢症の50〜70%の原因がC. difficile であると考えられている。

C. difficile は、エンテロトキシンとサイトトキシンとよばれる2種類の毒素を産生し、腸管粘膜に傷害・炎症を引き起こす。

芽胞の状態でアルコール消毒が効かないので、感染対策には流水による手洗いが必須である。

2009'06.24.Wed
BNPとは?

日本語で「脳性ナトリウム利尿ペプチド」という。


心室容積や心室内圧の過負荷に反応して分泌されるホルモンである。

BNPは心室拡張終期容積と拡張終期圧に相関する。

血管拡張作用と腎臓におけるナトリウム排泄量の増加作用がある。


血漿BNP濃度>100pg/mlで心不全である。(診断精度84%)

BNPの値による重症度評価は以下の通りである。

軽度:186pg/ml
中等度:791pg/ml
重度:2013pg/ml


2009'06.22.Mon
みなさんご存じのように、
血圧を測る時の単位はmmHgですが、

呼吸ケアにおいては、cmH2Oという単位がよく使用されています。

それでは、mmHgとcmH2Oはどう比較すれば良いのでしょうか?

水銀の比重 = 水×13.6 なので、

例えば 120mmHg をcmH2Oに変換すると、

120×13.6 = 163cmH2O となります。

水の方が比重が軽い分、同じ圧力ならより高く持ち上がる、というわけですね。

逆にcmH2OをmmHgに変換するには、13.6で割れば良いのです。
2009'05.16.Sat

当院における呼吸サポートチームの活動、いよいよ本格化しはじめました。

呼吸ケアの知識・手技の標準化ができていないため、当院オリジナルのマニュアル作りをスタートさせました。

看護師、臨床工学技師、リハスタッフで分担して、呼吸ケアマニュアルを作成していきます。

8月の完成を目標としてやっていきます!

形だけのマニュアルではなく、臨床でスタッフが頻繁に参考にしてくれるような分かりやすいマニュアルにしたいと思っています。

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プロフィール
HN:
mat
性別:
男性
職業:
理学療法士
趣味:
シンセサイザー、写真
自己紹介:
理学療法士8年目、mat

呼吸療法認定士
心臓リハビリテーション指導士
日本PNF学会講習会修了
SJF研究会アドバンストコース修了
現在は急性期の呼吸リハビリテーションを担当
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