スライドが今日やっと完成しました!
あとは原稿作りです。
スライドは当院の呼吸サポートチームの心臓血管外科のドクターにチェックしてもらいます。
発表5分って、あっという間ですね。
ポイントをおさえた発表が必要です。
縦軸が呼吸の深さ、横軸が呼吸数で分類しています。
↑呼吸の深さ
過呼吸 hyperpnea |
多呼吸 polypnea |
|
徐呼吸 bradypnea |
正常 normal |
頻呼吸 tachypnea |
小呼吸 oligopnea |
減呼吸 hypopnea |
正常呼吸 呼吸数:おおむね12〜18回/分 1回換気量:約500ml
頻呼吸 呼吸数:↑(25回/分以上) 呼吸の深さ:変化なし
徐呼吸 呼吸数:↓(12回/分以下) 呼吸の深さ:変化なし
過呼吸 呼吸数:変化なし 呼吸の深さ:↑(ただし、実際には多少の呼吸数の増加あり)
減呼吸 呼吸数:変化なし 呼吸の深さ:↓
多呼吸 呼吸数:↑ 呼吸の深さ:↑
小呼吸 呼吸数:↓ 呼吸の深さ:↓
血圧を測る時の単位はmmHgですが、
呼吸ケアにおいては、cmH2Oという単位がよく使用されています。
それでは、mmHgとcmH2Oはどう比較すれば良いのでしょうか?
水銀の比重 = 水×13.6 なので、
例えば 120mmHg をcmH2Oに変換すると、
120×13.6 = 163cmH2O となります。
水の方が比重が軽い分、同じ圧力ならより高く持ち上がる、というわけですね。
逆にcmH2OをmmHgに変換するには、13.6で割れば良いのです。
当院における呼吸サポートチームの活動、いよいよ本格化しはじめました。
呼吸ケアの知識・手技の標準化ができていないため、当院オリジナルのマニュアル作りをスタートさせました。
看護師、臨床工学技師、リハスタッフで分担して、呼吸ケアマニュアルを作成していきます。
8月の完成を目標としてやっていきます!
形だけのマニュアルではなく、臨床でスタッフが頻繁に参考にしてくれるような分かりやすいマニュアルにしたいと思っています。
8月23、24日に、新古賀病院で開催された、チーム医療CE研究会の臨床セミナーを受講してきました。
テーマは、「自信をもって呼吸療法を進めたい方へ」でした。
勉強になる内容が多く、なかなか満足度の高い講習会でした。
特に、愛知医科大学の看護師の小林先生と、西九州大学リハビリテーション学部のPTの堀江先生の講義が良かったと思います。
小林先生は、いろいろな文献からの情報が数多く盛り込まれており、しかも時々、実際の臨床場面での出来事を織り交ぜることでとても話の中に引き込まれていきました。
講義の内容のみならず、その話し方や、プレゼンテーションの仕方もとても勉強になりました。
堀江先生の講義では、呼吸器疾患の患者さんへのPTとしての関わり方を再度考えさせられる内容でした。
私はまだまだ十分な関わり方ができていないと思い知らされました。
外部の講習会に参加するのは久しぶりでしたが、やはりこういった講習会には定期的に参加していくべきだと思いました。
何かしら新しい発見があるものです。
当院で呼吸サポートチーム(Respiratory Support Team)を立ち上げることにしました。
先日、その企画書を、医療技術部長、事務長、看護部長、院長、理事長にもっていき、話してきました。
これだけのお偉いさんに話をするのは緊張しましたが、特に反対されることもなく、快く了承していただき、安心しました。
担当のDr.も2名に協力していただくことが決まり、滑り出しは順調にいってます。
昨日は師長会で説明をして、各病棟から看護師に最低1名ずつ参加していただけるようにお願いしてきました。
モチベーションの高いメンバーが集まることを期待しています。
まずは勉強会を開催して、私を含めてスタッフの知識を高めていくことからやっていこうかと思っています。
呼吸療法認定士
心臓リハビリテーション指導士
日本PNF学会講習会修了
SJF研究会アドバンストコース修了
現在は急性期の呼吸リハビリテーションを担当