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::理学療法士の日記帳::

理学療法士の日常を綴っています

2024'11.24.Sun
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2008'05.25.Sun

最近、iPod Touchを買ったのですが、これは音楽を聴いたり、ミュージックビデオを観る以外にも、勉強にも活用することができるのです。

私は、音楽用と勉強用、両方の目的で買いました。

どう使うのかというと、医学書の図や写真、文章などをデジカメで撮影し、iTunesを通じてiPodの中に入れ込むのです。
また、パワーポイントで作ったスライドも、保存する時にJPEGの画像として保存すれば、iPodの中に入れ込むことができます。

そしてiPodを持ち歩き、空き時間に画像を開いて勉強するのです。
何度も同じ事を復習して勉強することで記憶が定着するので、どこでも気軽にみられるiPodは最適です。

また、iPod Touchでは写真を見るとき、拡大・縮小なども直感的に指のジェスチャーで簡単にできるので、その楽しさもあります。
この直感的な操作とカッコよく滑らかな動きは、さすがAppleと言いたいです。

ただ、一つだけ改善させて欲しいのは、iPodでPDFファイルも開けるようにして欲しいです。
現状では、JPEGの画像データでなければ開くことができません。
PDFファイルを開くことができれば、さらに勉強への活用が広がります。
例えば、循環器の各種ガイドラインなんかは全てPDFファイルで提供されていますし、ネット上での学術的なファイルはPDF形式で配布されていることが多いのです。

裏の世界では、iPodを改造してPDFファイルも開けるようにできるようですが、iPodが壊れてしまうリスクも伴いますで、そこまではできません。
公式にPDFファイルをサポートしてくれることを期待しています。

iPod Touch

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2008'05.24.Sat

女性でご高齢の担当患者さんと話している中で、以前入院していたある病院で、看護師や病棟助手さんからひどい仕打ちを受けた、と言われていました。

朝、看護師が部屋に患者さんを起こしにきて、
「おい、白髪のババア、起きろ!」と言うのだそうです。

また、その看護師にトイレに連れて行ってもらい、トイレが終わって立とうとする時には、
「早く立て!」
と急き立てられるのだそうです。

私は、こんな看護師がいるということがとても信じられませんでした。
患者さんのケアをするどころか、余計に患者さんの心を傷つけているのです。
こんな看護師は、看護師である資格はないと思います。

その患者さんは、
「その看護師が憎くて訴えてやろうかと思ったけど、その病院の院長先生はやさしくて、病院のことを考えてグツと我慢したのよ。」
と言われていました。

このような病院があるのかと思うと、がっかりしました。
身体的には不自由で自分では動けなくても、心はあるのです。
そういう方にこそ心のケアが必要であるはずなのに…。

2008'05.21.Wed
脳外科のドクターによる、ドレーン、チューブ類のリスク管理の勉強会がありました。

私はリハ中に、T管に蛇管をつないで酸素療法中の患者を起こす時、蛇管に引っ張られてファイコムが抜けてしまった経験があります。

主治医が来るまでファイコムが抜けた気切部にトラケアルマスクで酸素を入れ、それで何とかSpO2が大幅に低下せずに、無事に主治医によって再挿入されました。

それ以来、患者さんを起こす時には、一時的に蛇管をT管からはずすなどして、ファイコムが抜けないように注意しています。
2008'05.19.Mon

本田直之さんの「レバレッジ・リーディング」(東洋経済新報社)という書籍をご存じですか?
よく売れているビジネス書です。(ちなみに、私は大のビジネス書愛好家です)

この本では、ビジネス書を目的を持って読み、そして、そのビジネス書から得た知識を必ずどこかに活かす、と決めて読むことで、より多くの利益を得ることができるし、効率よく、早く(1日1冊ペースでも)読むことができる、というものです。

本に書いてある内容には自分にとって必要な所もあるし、特に必要ない所もあるため、自分にとって必要のない所をダラダラと時間をかけて読むよりも、他の本をたくさん読み、必要な所を集めていく読み方の方が効率が良い、ということです。
今の世の中、本は溢れるように毎日出版されているので、人生でその本を全て読むことは不可能です。
だからこそ、自分に必要な所のみを効率良く読んでいく、ということの大切さが分かると思います。

要するに、「多読」を進めているのです。

私は、この「多読」に賛成です。
これはビジネス書だけではなく、私たちが読む医学書にも当てはまるのではないかと思います。
私は医学書も大好きなので、よく買っていますが、同じ内容の本であっても、本によって見方が異なったり、その本その本で利点があるものです。
全てが完璧に備わった医学書は見たことがありません。
なので、1つの分野においても1冊の本だけではなく、いろいろな本を読んで、いろいろな著者からの教えをいいとこ取りで参考にするようにしています。

ある本では難しくて分からなかった事も、別の本では分かりやすく書いていてすぐに理解できた、ということがあります。
同じ内容でも、説明が分かりにくい本と、分かりやすい本があるのです。
ですから、1冊の本で理解できなくても、自分の頭が悪いから理解できないのだ、とは考えない方が良いと思います。
その本の著者の説明が悪い場合もあるのです。

心臓リハビリテーション指導士や呼吸療法認定士の資格を取る時にも、関連書籍を「多読」して、いいとこ取りで勉強してきました。
これが私の本の読み方でオススメの方法です。

みなさんはどんなふうに本を読まれていますか?

↓これが私が実践している本です。

2008'05.17.Sat

みなさんの病院では、人工呼吸器の管理はどうされているでしょうか?

当院では、吸気側の蛇管には加温加湿器とジェットネブライザーのみがついており、呼気側の蛇管にはウォータートラップがついている、という組み立て方になっています。

当院のMEの方と話したのですが、どうもこの組み立て方は良くないようです。
もし吸気側の蛇管に水がたまった場合、その水をどうしようもないのです。

ナースの方と話したら、他の病院では禁忌の場合を除いて人工鼻を使用していることが多いとのことでした。

当院の人工呼吸器の組み立て方をどう思いますか?

私はできれば、院内の医療安全管理委員にかけあって、現在の管理では感染の危険性があるので、他の方法に変えた方が良いのでは?と提案しようかと検討中です。

しかし、どこでもそうでしょうが、大きい組織で1度定着した考え方を変えるのはなかなか難しいようですね…。

2008'05.14.Wed
肺コンプライアンスの正常値:50~80 ml/cmH2O

【参考ページ】
http://medt00lz.s59.xrea.com/wave/node4.html
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プロフィール
HN:
mat
性別:
男性
職業:
理学療法士
趣味:
シンセサイザー、写真
自己紹介:
理学療法士8年目、mat

呼吸療法認定士
心臓リハビリテーション指導士
日本PNF学会講習会修了
SJF研究会アドバンストコース修了
現在は急性期の呼吸リハビリテーションを担当
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