本田直之さんの「レバレッジ・リーディング」(東洋経済新報社)という書籍をご存じですか?
よく売れているビジネス書です。(ちなみに、私は大のビジネス書愛好家です)
この本では、ビジネス書を目的を持って読み、そして、そのビジネス書から得た知識を必ずどこかに活かす、と決めて読むことで、より多くの利益を得ることができるし、効率よく、早く(1日1冊ペースでも)読むことができる、というものです。
本に書いてある内容には自分にとって必要な所もあるし、特に必要ない所もあるため、自分にとって必要のない所をダラダラと時間をかけて読むよりも、他の本をたくさん読み、必要な所を集めていく読み方の方が効率が良い、ということです。
今の世の中、本は溢れるように毎日出版されているので、人生でその本を全て読むことは不可能です。
だからこそ、自分に必要な所のみを効率良く読んでいく、ということの大切さが分かると思います。
要するに、「多読」を進めているのです。
私は、この「多読」に賛成です。
これはビジネス書だけではなく、私たちが読む医学書にも当てはまるのではないかと思います。
私は医学書も大好きなので、よく買っていますが、同じ内容の本であっても、本によって見方が異なったり、その本その本で利点があるものです。
全てが完璧に備わった医学書は見たことがありません。
なので、1つの分野においても1冊の本だけではなく、いろいろな本を読んで、いろいろな著者からの教えをいいとこ取りで参考にするようにしています。
ある本では難しくて分からなかった事も、別の本では分かりやすく書いていてすぐに理解できた、ということがあります。
同じ内容でも、説明が分かりにくい本と、分かりやすい本があるのです。
ですから、1冊の本で理解できなくても、自分の頭が悪いから理解できないのだ、とは考えない方が良いと思います。
その本の著者の説明が悪い場合もあるのです。
心臓リハビリテーション指導士や呼吸療法認定士の資格を取る時にも、関連書籍を「多読」して、いいとこ取りで勉強してきました。
これが私の本の読み方でオススメの方法です。
みなさんはどんなふうに本を読まれていますか?
↓これが私が実践している本です。
呼吸療法認定士
心臓リハビリテーション指導士
日本PNF学会講習会修了
SJF研究会アドバンストコース修了
現在は急性期の呼吸リハビリテーションを担当